お世話になっております。
宮崎、都城 はりきゅうマッサージReLifeの岩元です。
本日は、酒さに関する論文の紹介です。
雑誌; Medicine (Baltimore). 2018 Aug;97(34):e11931.
論文タイトル;Treatment of Rosacea using acupuncture for improving the local skin microcirculation: A case report
著者名;Yacen Gao 1, Weipeng Lin, Sisi Zhou, Guoqi Shi, Jun He, Yongjun Chen
酒さは、男性よりは女性に多く、特に40代で多くなる傾向があるようです。
そんな酒さに、1年半ほど悩まれた52歳の女性。
塗り薬を頑張っても、なかなか良くならず、鍼治療をやってみることにしました。
お顔の6箇所に鍼治療を行ったところ、3回の治療後には、鼻の赤みが軽減してきたとのこと。
治療前と治療中、治療後にお顔の血流をサーモグラフィで計測すると、血流が減少してきているとされました。
酒さは、なかなか改善しない皮膚疾患の1つですが、
鍼治療はときにこのような改善を示すことがあります。
科学的根拠としては弱いですが、今後の研究次第では、エビデンスの構築が進むと思います。
酒さで悩む方は、人前で肌を露出することに抵抗があり、お化粧で隠す・マスクで隠すなどの対策をされる方。
今回の症例のように塗り薬で頑張っても、改善に乏しく、治療をあきらめてしまう方も少なくありません。
鍼治療を行うにしても、今回の症例のように少ない治療回数で改善が得られるとは限りません。
ですが、鍼治療を試すのも1つの方法です。
都城近辺で酒さでお悩みの方、ご相談ください。
記事の詳細を記述します。