本日は、ご報告です。
先日、私も所属しています全日本鍼灸学会という
鍼灸学会唯一の学術団体が発刊しています雑誌に
私の書いた論文が掲載されました。
タイトルは、「脊椎の聴性打診により圧迫骨折が判断できた経験」というものです。
これは、今まで骨折はレントゲンなどで画像をとってしか判断できないと思われる方が多い中、
聴診器を使って、音を聞くことで、レントゲンと同じくらいの精度で骨折を判断できるというものです。
この方法は、
レントゲンによる放射能被ばくが最低限に抑えられること。
費用が掛からない検査法であること。
痛みを伴わないこと。
短時間で済むこと。
などのメリットがあります。
災害現場などで、病院も機能していないときなどに、聴診器さえあれば骨折が判断できるというのは、非常に心強い方法だと思います。
今回、その方法が学術的にも認められ、掲載されるにあたったのは、とてもうれしいことです。
今後もこうした活動はしていきたいと思っています。