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肩こりについて

お世話になっております。
はりきゅうマッサージReLifeの岩元です。
久しぶりのブログ亢進になってしまいました。
本日は「肩こり」について。

肩こりは、日本人の多くの方が悩んでいる症状の1つですが、
その原因には、大きく3つの種類に分けられます。
1.本態性肩こり~1番多い肩こりで、原因がはっきりとは分からないもの。不良姿勢や筋力不足などが要因。
2.症候性肩こり~頚椎症など首や肩の骨や神経などの異常で起こる場合と眼精疲労や内臓疾患・高血圧などで起こる場合の肩こり。
3.心因性肩こり~不安や緊張などによる筋肉のこわばり、うつ病やパニック症などに付随したもの。
(近畿大医誌.2010;35(3-4):151-156)
本態性肩こり>症候性肩こり>心因性肩こりの順で多いとされています。

肩こりの訴えで来院されると、まずは「症候性肩こりではないことを確認」します。
例えば、50歳を超えてから肩こりになった、突然肩こりになった、どんどん肩こりが強くなってきている。などの訴えは症候性の可能性がありますので、一度病院での検査を勧めます。
そこで頚椎症などの診断がつけば、鍼灸やマッサージでの対応が可能となりますが、万が一にも普通の肩こりだと思っていたけど、深刻な病気が隠れていたなんていうことを否定するためにも、可能性がある場合は病院受診を勧めています。

通常の本態性肩こりであった場合、
治療法としては、
・痛み止めの注射(トリガーポイント・ブロック注射)
・薬物療法(漢方含む)
・鍼灸やマッサージ
・電気刺激
・光線療法
・温熱療法
・理学療法
があります。
いずれも、科学的に有効性が証明されていますが、残念ながら全ての方にとって有効というわけではありません。

理学療法を受けたけど良くならなかったけど、鍼灸で良くなった。
鍼灸ではダメだったけど、痛み止めの注射で良くなった。
ということはあります。

今の時点では、どういう肩こりの方に鍼灸やマッサージが相性がいいのか?は分かっていないですが、
日本人を対象に、鍼治療が肩こりに有効かを調べた報告では、
1回の鍼治療では、2日後に元に戻ることが多い。でも、継続した治療により、持続時間も長くなる。という結果があります。

1回の治療で、肩こりがずっと起きないのが、確かに理想ではあり、
僕の目指すところではありますが、正直に言って、今の自分にそれはできません。

肩こりで悩む方へ。
当院を選んで頂けた際には、全力で治療に臨むことをお約束します。
ですが、治療には回数が必要となります。
一緒に肩こり解消に向けて取り組んでみませんか?

記事の詳細を記述します。