お世話になっております。
宮崎 都城 はりきゅうマッサージReLifeの岩元です。
ブログの更新をさぼっていたので、久しぶりの投稿です。
本日は、最近報告された新発見の論文から紹介します。
雑誌;Ann Anat. 2021 Dec 2;240:151879. doi: 10.1016/j.aanat.2021.151879.
タイトル;The human masseter muscle revisited: First description of its coronoid part.
著者;Szilvia E Mezey 1, Magdalena Müller-Gerbl 2, Mireille Toranelli 3, Jens Christoph Türp 4
この論文では、新たな顔の筋肉を発見した。というものです。
ご飯を食べたりする際に、下顎を動かす筋肉の1つに咬筋というものがあります。
歯を食いしばると、力の入る筋肉です。
今までこの筋肉は、2つの筋肉で成り立っていましたが、咬筋の近くに3つめの筋肉があることが分かりました。
この新発見により、美容ではエラの張ったところをシュッとさせることが可能になるかもしれませんし、
顎関節症のような痛みで、治療をしてもあまり効果がなかった方も、改善が期待できるようになるかもしれません。
こうした新たな発見は、より良い生活への基礎になることがあり、わくわくします。
当院では、最新情報を常にアップデートしながら、最適な施術を目指しています。
お悩みの症状などがありましたら、いちどご相談ください。
お世話になっております。
宮崎・都城のはりきゅうマッサージReLife 岩元です。
本日は、同意の得られた方を対象にした、体の痛みや辛さに対する鍼灸施術の成績を発表します。
79名の患者さん(平均年齢40.8歳、女性8割)の成績をまとめました。
最も気になる症状;
1位;首や肩の痛み
2位;腰痛
が圧倒的に多いです。
この痛み(つらさ)を0-10点(数字が大きいほど痛い・つらい)で表すと、
施術前;平均5.7点
施術後;平均1.6点
と改善傾向にあることが分かります。
いつから痛む(辛い)か?を、新型コロナウイルス流行前と流行後で分けてみると、
痛みの程度は、コロナ流行後の方が、やや痛みが強い傾向にあることも分かりました。
20-60歳代の年代別にみると、
特に20-40歳の首肩痛や腰痛が、コロナ流行後に程度が強くなっており、
次いで60歳代の首肩や腰痛に影響があるようです。
これは推測ですが、
20-40歳代の、仕事の休業や子どもの学校が休みなる、などの影響が女性の負担増に繋がっているのかな?と推測しています。
また、同様に孫の面倒をみる機会も増えることで、60歳以上の負担も増えているのかもと思っています。
外出なども、あまりできず、運動もしにくい状況で、心と体の負担が、少しずつでてきているのかもしれません。
そんなときは、がまんをせず、鍼灸などの施術を受けてみませんか?
お世話になっております。
宮崎 都城 はりきゅうマッサージReLifeの岩元です。
本日は、かかとの痛みの原因として最も多い足底筋膜炎についてです。
足底筋膜炎は、足の裏にある足底腱膜(かかとから指先まである腱)に長い時間の負荷がかかることで起こる炎症のことで、足底腱膜炎と呼ばれることもあります。
特徴としては、
動き出しの1歩目が特に痛い。でも動いていけば痛みは和らぐ。
踵の真ん中が特に痛いけど、人によっては足裏全体が痛いこともある。
ジョギングなどをするランナーや、ダンサーに多い。
肥満者や長時間立って仕事をする方に多い。
とされています。
なぜ、こうした痛みが起こるのか?
足底筋膜炎の起こり方は、大きく2パターンあります。
足裏の足底腱膜は、伸びたり、縮んだりすることで、歩く・飛ぶなどの動作を補助します。
長時間の立仕事では、足底腱膜に体重がずっとかかることで、足底腱膜が伸ばされ続けることで炎症が起こります。
さらに肥満者の立仕事では、その負荷は大きいと思います。
歩く・飛ぶといった動作を繰り返すランナーやダンサーは、
足底腱膜を酷使しすぎることで起こります。
どちらかといえば、足底腱膜が縮む動作が多くて起こることが多いようです。
よくゴルフボールなどで足裏をゴロゴロする方法などがありますが、
あれは足底腱膜を緩める効果があります。
つまり足底腱膜が縮んでいるのを緩めるということなので、
長時間の立仕事がきっかけで起こる足底筋膜炎では、効果は弱い(全くないわけではありません)と思います。
足底筋膜炎の起こり方に注目することで、どんなケアが最適なのか?
を考える第1歩かと思います。
足底筋膜炎は、時間はかかりますが、90%は治療をすれば治るとされています。
お悩みの方は、一度ご相談ください。
本日は、ここらへんで。