少しずつ暑くなり、薄着になってきましたね。
そうすると体形が気になります。
今年はコロナ太りなんていう新しい言葉もでるほどですから。
今日は脂肪についての話です。
ちなみに参考文献は、
Meeman R, et al. When somebody loses weight,where does the fat go? BMJ. 2014 Dec 16; 349:g7257.
です。
簡単に説明しますが、
脂肪を燃やすには、酸素が必要で、
燃えた後には、二酸化炭素と水に変わって排出される。ということです。
つまり、有酸素運動で酸素を吸って、二酸化炭素で脂肪を減らすのが、
地味で時間はかかりますが効果的ということです。
もちろん、電気を当てたり、クリームをつけたりするのもいいですが、あくまでもこれらは、痩せるためのスイッチだと考えておくといいかと思います。
楽に痩せたい。
その気持ちはすごくよく分かりますが、そんな方法はありません。
お金をかけるか、地道に有酸素運動するか。の2つしか選択肢はないと言ってもいいと思います。
当院には、痩せるためのスイッチをいれる方法がいくつかありますので、本格的な夏が来る前に、
早めにご相談いただければと思います。
本日は、最近見たドラマで「片想い」というものがあります。
東野圭吾作で、小説をドラマ化したもののようです。
小説の方は読んでいませんが、ジェンダーを題材にした内容でした。
その中で、「性分化疾患」が取り上げられていました。
性分化疾患は、聞きなれない方もいるかもしれませんが、
性染色体が女性はXX、男性はXYなのですが、
見た目は女性みたいだけど染色体は男性、男性に見えるけど染色体は女性ということから、
数千人に一人の割合で発生するようです。
見た目は女性ないし男性ですが、性器は様々なパターンがあるようです。
性分化疾患がニュースでも取り上げられることがありました。
南アフリカの女性陸上選手がオリンピックで金メダルを取りました。
その後、生まれつきテストステロン(男性ホルモン)が異常に高く、ドーピングが疑われましたが、
実は性分化疾患だったことが判明。
国際陸上連盟は、選手に医療的な処置でテストステロンを下げれば、今後も大会に出場していい。という決断にし、
選手もそれを納得してか、仕方なくでか受け入れました。
その結果、次の大会では2位という結果(その後1位の選手がドーピングで、繰り上げ金メダル)。
走りは、以前よりも劣っていたように思います。
選手は女性?男性?
個人的には女性としていいと思っていますが、みなさんはどう思いますか?
これからこうしたことは議論することが増えると思います。
色々な意見もあるかと思います。
互いに尊重できる社会になっていくといいですね。
本日は、首のストレッチです。
首の前には、広頸筋という筋肉があります。
この筋肉が縮こまると、首が後ろに反らせないだけでなく、
下顎のたるみ、フェイスラインの悩みにつながります。
ですので、ときどきストレッチすると首がすっきりしてきます。
方法は、首の下あたりを手で押さえて、首を後ろに反ります。
手を当てるだけ、筋肉の伸びを強く感じると思います。
是非、お試しください。